自律神経がゆらぎやすい秋。食欲の変化と体調の整え方

seasonal care:自律神経の乱れに注意。秋の過ごし方

まだまだ日中の暑さは変わらずですが、朝晩の空気に秋の気配が見えてきました。
秋は「夏の疲れをケアする」と同時に、「冬の備えを始める」大切な時期です。

秋は気温や気圧の変化が大きく、自律神経がゆらぎやすい時期。
ウチのコたちは、幸い大きな不調は出ていませんが、敏感なコやシニア犬では、胃腸のトラブルや呼吸器系の不調、嘔吐や下痢といった不調が出るケースもあります。

秋に多い体調不良
  • 消化器トラブル
  • 自律神経の乱れ
  • 呼吸器トラブル

さらに秋は「食欲の季節」。
旬の香りや甘みに誘われて、つい食べすぎたり早食いしたりすることも。
でもカラダの準備が整っていないと、胃酸が増え、空腹時に吐いてしまうコもいます。

そんな時は、食事の時間を少しずらしたり、回数を分けて与えたりと、吐かないような工夫が役立ちます。

また、この時期のケアの基本は「少なめ・高たんぱく」。
消化しやすい高たんぱく食材を少量ずつこまめに与えましょう。
この時、嘔吐や下痢があっても絶食させるのはNG。絶食することで、分泌された胃酸(胃液)が胃粘膜を焼いてしまい、さらに嘔吐する原因を作ってしまうこともあります。

下痢は体内の水分を減らしてしまうので、水分補給も兼ねておかゆや重湯を。
落ち着いてきたら、脂肪や脂の少ないささみを使ったペーストなどを少量加えていくなど、胃腸を刺激しすぎないケアをしていきましょう。

この時期から少しずつ取り入れていきたい、冬に備える食材もあわせて紹介します。
基本はスーパーで購入できるもの。あるいは、Amazonや楽天など日常的に利用するネットショップで購入できるものをチョイスしています。

肺を潤す

  • 白米
  • 春菊
  • ズッキーニ
  • 山芋
  • バナナ
  • りんご
  • みかん

胃腸を整える

  • オクラ
  • 大根
  • 人参
  • 白菜
  • ブロッコリー
  • 枝豆
  • 山芋
  • かぼちゃ
  • すずき
  • 牛肉

免疫力を高める

  • 鶏肉
  • いわし
  • さば
  • レバー
  • きのこ類
  • にんにく

どの食材をどのくらい与えるかは、その子の体質や今の体調によっても変わります。
なので、ここではあえて「量」には触れていません。

「うちの子の場合はどうすればいい?」と感じたときは、
レッスンや個別カウンセリングで、体質に合わせた考え方をお伝えしています。

なにか心配ごとがあるとき、ふっと相談できる場所として、思い出してもらえたらうれしいです。

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