パートナーわんことの家族写真、どれくらい撮ってますか?
パートナーわんこの撮影会自体は、トリミングサロンやイベント会場などでたくさん企画されています。
でも、家族写真としての撮影会ってあんまり聞いたことがないな。って思いませんか?
蘇芳(すおう)と真赭(ますほ)とわたし、家族としての写真
イベント会場の作り込まれた、スタイリングされたフォトブース。
トリミングサロンの簡易スタイリングされたフォトブース。
お出かけ先のフォトジェニックな場所。
…こういったところで撮影することはあっても、これらはちょっとイベント的な雰囲気が漂います。
イベントとしての写真ももちろん撮って残しておきたいけれど、家族としてのパートナーわんこ・蘇芳(すおう)と真赭(ますほ)と、日常の雰囲気を残したままで撮影してもらいたい。
でもそういった撮影ってものすごく少ない。
わたしも自分で蘇芳(すおう)と真赭(ますほ)を写真に撮ったりするけれど、あたり前のことだけれど、そこに「わたし」はいない。
わたしのフィルターを通した蘇芳(すおう)と真赭(ますほ)がいるだけ。
それも思い出のひとつとしては十分なのだけど、わたしと蘇芳(すおう)と真赭(ますほ)の写真も残しておきたいと思う
パートナーわんこと暮らしている暮らしていないにかかわらず、関わったことのある方から “わたしと蘇芳(すおう)と真赭(ますほ)” のこの三者の関係性、空気感を「いいよね」と言ってもらうことが増えてきました。
でも、その空気感って自分じゃわからないし、残せない。
だから、そんな空気感を拾い上げてくれる人に写真をお願いしたいなと思っています。
家族としてのパートナーわんこと飼い主さんの関係性を写真の中に写し撮る
以前企画した撮影会でお呼びしたフォトグラファー・*shanti Photography(シャンティフォトグラフィ)の麻子さんは、ご自身の今まで経験から、家族としてのパートナーわんこと飼い主さんの関係性を写真の中に写し撮ってくれる方でした。
それは、撮影をするご自身も先代わんこともっと一緒にお出かけして、一緒の「家族写真」を残しておけばよかった…という想いを心の奥底に持っているから。
当時、撮影会の企画を決めていく中で、麻子さんの言葉で印象的だったものがあります。
わんこと家族写真、というのは、私自身が先代の
幸太郎さんが1年半であっというまに旅立ってしまって
幸太郎さんの写真は撮っていたけど、一緒の写真って
いうのがなかったり、一緒に遊びにお出かけっていうのが
できなかったからなんです。パピーの頃も一瞬だし、元気いっぱいの時期もシニアの
始まりも、高齢期もあっという間ですよね。友人のわんこたちを見ていても、シニアになって
動けなくなったりしてしまうと家族も介護で
大変だったり、出歩けなくなってしまったり
闘病中の写真って撮る余裕がなかったり、
旅立った後に苦しんでいた頃の写真を見るのってけっこう辛いんですよね。シニアのわんこさんは特にいっぱい写真を撮って
お出かけに連れて行ってあげるといいですよ~と
伝えたいですね・・・
今、元気一杯でも明日もそうとは限らない。
それは、わたしたち人も同じ。
あたり前の毎日が続くと信じて疑わないけれど、今日と同じ明日が必ず来る、という確約は本当はない。
だからこそ、気持ちに余裕のある時に、パートナーわんこと飼い主さんが元気なうちに、しあわせの一瞬を残しておきたい。
今がかけがけのない瞬間だということを認識してほしい。
そして、その瞬間を写し撮り、伝えて行く活動をしていきたい。
麻子さんがしっぽのある家族との家族写真撮影にこだわる理由です。
想いに共感したからこそ、お願いしたいと思う
麻子さんの家族写真にこだわる理由を聞いた時に、「麻子さんに撮ってもらおう」と思ったんです。
蘇芳(すおう)と真赭(ますほ)との写真を残したいなと思っていて、お誘いいただいたプロフィール撮影会の時に無理を言って撮ってもらったこともありますが、写真を撮るカメラマンがどんな思いをもって撮影に挑むかも大事だなって。
プロフィール撮影で撮ってもらった写真も、いつもはみられない2頭の姿があって、それはそれでお気に入りです。
でも、プロフィール写真として撮ってもらうのと、家族写真として撮ってもらうのでは、撮られるわたしの心境も違う。
もちろん、パートナーわんこに関わるイベントやクラスを開催しているので、その中で使うこともあるだろうけれど、今の蘇芳(すおう)と真赭(ますほ)との時間の記録として、後から見返して撮ってよかったな、と思える写真が仕上がったらいい。
企画した撮影会は、わたしと同じように「ウチのコと一緒の写真、ほとんどないな」「ウチのコと家族写真、撮ってみようかな」そう思ってくださった飼い主さんがご参加くださいました。
イベントは企画が大変だけれど、また麻子さんをお呼びできたら…と思っています。