パートナーわんこのしつけって、必要、不要?
わんこと暮らそう、と思った時、実際に迎え入れた時に頭に浮かぶ疑問です。

最初に考えるべきはパートナーわんことどう暮らしたいか
我が家のパートナーわんこ・蘇芳(すおう)と真赭(ますほ)は、100%!ではないけれど、基本的なことは1歳半くらいまでに一緒にお勉強しました。
我が家の例でいくと、人社会で暮らしていく中で必要最低限、周りの迷惑にならないように。わたしの声がちゃんと届いて理解できるように。
それができればよし、と考えています。
ただこれは、飼い主さんによって考え方は様々です。
きっちりすべてコントロールしたい飼い主さんもいるでしょうし、それが必要な犬種もいます。反対に元気ならそれでいいという飼い主さんもいます。
もっと言えばトレーナー、訓練士と言われる人たちもその考え方は様々。だからこそ、メディアで取り上げられる度、賛否両論が巻き起こる。
まず一番最初に考えないといけないことは、迎え入れたパートナーわんことどこでどんな風に暮らしたいのか。
人里離れた山の中と都心部では、わたしたちがパートナーわんこに求めるものは明らかに違います。そして、社会が求めるものもまた違うのです。
そこを踏まえた上で、人と暮らしていくには最低限守らないといけないルールやマナーをパートナーわんこに学んでもらうこと。
そのためには、まずわたしたち飼い主が知ること、学ぶことの必要があります。
パートナーわんこに信頼される飼い主になるために
時代によって、はたまたわんこたちと暮らす目的によって、しつけの内容・やり方も変化しているし、進化しています。
力技でねじ伏せたり、従わせることがよしとされていた時代も確かにありました。
でも、それだとわんこたちは、わたしたちを恐怖の対象としか見れなくなってしまって、最終手段で牙をむくことになりかねない。
力で従わせなくとも、正しく意図と理由を伝えて、原因にアプローチすれば、わんこたちにはきちんと伝わります。
今、わたしたちが家族として一緒に暮らしているわんこたちに合った「正しい知識」を知るところから最初の一歩が始まります。
小型犬と大型犬では力加減も異なるため、わたしたち人の対応や心構えも微妙に変わってきますし、そのコそのコの性格によってもアプローチは違ってくるでしょう。
今まで知らなかったとしても、今から知って学んで、実践できるようになればいい。
いくつになってもわんこたちは学ぶ力を持っています。
そして、飼い主さんが「今から始める」と思った時がスタート時。
わたしたち飼い主が諦めない限り、いつからだってパートナーわんこと一緒にスタートできるんです。