現役のトリマーであり、元々は動物看護師でもあるみゆうさん。
ご自身のトリミングサロンを運営する傍ら、トリミングを行うパートナーアニマルたちの心にも寄り添いたいとアニマルコミュニケーションやカラーセラピーなどのセッションも行なっています。
そんなみゆうさんが、動物看護師からトリマーへの転身理由は、平たく言ってしまうと「動物病院では病気の早期発見ができないから」
飼い主としての自分の行動を振り返るとわかりやすいんですが、動物病院って何か不調や気がかりなことがあると行く場所というイメージがあるんですよね。
定期的に投薬や検査が必要なコは別だけれど、パートナーアニマルたちも動物病院=好きじゃない、みたいな認識が多いんじゃないでしょうか?
方やトリミングは、不調に関係なく月に1度など定期的に通う飼い主さんが殆ど。
定期的に通ってくるアニマルたちの体を隅無く触ってチェックしながら、綺麗に洗い上げて、必要であればカットもするのがトリマーのお仕事。
医療従事者ではないけれど、隅無く体を触るので不調の入り口を見つけやすいし、飼い主さんからのちょっと気がかりだなというご相談も受けやすいポジション。
そういったポジションと動物看護師、トリマーの知識と目線をもって関わってくれるのが、みゆうさんのアニマルコミュニケーションの特徴です。
アニマルコミュニケーションによくある、飼い主さんの「なぜ?」「どうして?」といった質問の答えにプラスして、暮らしの中での接し方なんかもフィードバックしてくれます。
過去には、訓練所で「このコは無理」と匙を投げられてしまったわんこと飼い主さんの絆をアニマルコミュニケーションでつなぎ直したこともあるそう。
表面上見える行動とその奥にある心の理由、そして実はどうしてもらいたいのか、飼い主としてどう接したらいいのか…犬はこうあるべき、といった情報ではなくて経験と心の機微を読み取ったアドバイスは、おうちのコと今以上に心を寄り添わせるきっかけになるはず。