手作りごはんの基本は “むりせず続けられる” こと

料理家・土井善晴さんの著書『一汁一菜でよいという提案』ご存知ですか?
少し前に読んだのだけど、パートナーわんこのごはんも一緒だなあ…と思う部分がいくつもありました。

土井さんの “一汁一菜でいいという提案”

家庭料理は、毎日食べるもの。
だから豪華なハレの料理(お祝い料理)ではなくて、淡々と飽きずに食べられて、簡単なものでいい。

そこで、土井さんが推奨しているのが、炊いたごはんと具沢山のお味噌汁。
余裕があれば、ちょっと魚を焼いたりすればいい。

この具沢山のお味噌汁と炊いたごはん、ってそのままパートナーわんこのごはんにもあてはまります。
人よりもわんこたちの方が肉食よりだから、プラスしてお魚やお肉があった方がいいけれど、基本はそれでも十分。

そう思ったら、ちょっとだけわんこのごはんを作るハードルが下がらないかな?
具沢山のお味噌汁なら、お鍋ひとつ、まな板と包丁があったら作れちゃう。根菜を具材に使わなければ、包丁の代わりにキッチンバサミでもできちゃう。

手間暇かけた凝ったメニューじゃなくていい

わんごはんもネットで検索すると、人のコース料理のような手の込んだごはんがヒットしたりします。
最初にこれをみてしまうと(最初でなくとも)パートナーわんこのごはんは難しいし、大変…となってしまいがち。

でも、毎日食べるごはんだからこそ、本や雑誌、お店で出てくるような見栄えのいい、手間暇かけた凝ったメニューじゃなくていい。
飼い主さんが愛情を伝えるために作ってくれたごはんなら、パートナーわんこはそれだけ嬉しいもの。

我が家のパートナーわんこ・蘇芳(すおう)と真赭(ますほ)もことあるごとに、毎日のごはんを「いいでしょー♪」と自慢しています(笑)

料理が苦手でも続けられるのがわんごはん

毎日わんごはんを作っているので、そんな風には思われないことが多いけれど、わたし自身、料理が得意なわけではないのです。
得意じゃないけれど毎日作ることができるのは、わんごはんが具沢山スープに炊いたごはんが入ったものだから。

旬の食材をベースに、蘇芳(すおう)と真赭(ますほ)の体調を見ながら、1ヶ月、半年スパンでバランスを考えて作るだけですが、それでも2頭は喜んで食べてくれます。

そして、その食べっぷりをみて、わたしが幸せな気持ちになる。
今日も喜んで食べてくれたなー、おいしいって食べてくれたなー、って。

そして、わたしの幸せな気持ちを蘇芳(すおう)と真赭(ますほ)は感じ取って「ママのごはん大好き!」と気持ちを返してくれます。

それって、幸せの循環で愛情の循環だと思うのです。
この活動をしよう、と思った時から、「今日もごはんおいしかったね」ってコミュニケーションをとる時間を増えるといいなと思っていて、それは人とパートナーわんこだからではなくて、家族だからなんだな、と土井さんの本を読んで改めて認識をしたのです。

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